世界一受けたいお金の授業
発売してから一年ぐらい経過しているが、「世界一受けたいお金の授業」を読んだ。
この本は、著者が女子校で行った授業を元に書籍化したもの。学生の感想や、疑問ぽいものがところどころに挿入されており、そういったことに答える形で話が進んでいく。そのため、非常に読みやすく、あっという間に読んでしまった。
本書のウリは、
- 「経済」「数字」への苦手意識が払拭される
- 新聞やテレビの経済ニュースが飛躍的にわかるようになり、自分の見解も語れるようになる
- お金に好かれるコツがわかる
(はじめに、より抜粋)
などだ。
お金に好かれるコツというのは、うまい付き合い方と言った方がいいかもしれない。ただ、前の二つについては、非常に分かりやすく説明されており、考えるための素を提供してくれている。高校生でも読めるし、大学生の弟にもしっかりと薦めたい本だった。
個人的に気になったのは、「将来性を見抜く3つの質問」というもの。ここでいう「将来性」というのは、将来的にお金を稼ぐパートナーであるかどうかを見抜くということだ。
1.尊敬できる人はいますか? それはなぜですか?
2.どんなものに優先的にお金を使っていますか?
3.どんなことに優先的に時間を使っていますか?
なるほどと思ったし、これに対する説明もしっかりと記述されている。
お薦めの一冊です。
- 作者: 和仁達也,高田真弓
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2009/02/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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