相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

疑似体験と自分

先日、「のだめカンタービレ」の最新刊を読んだ。この本はたまたま読んで、面白いなあと思い、いまでも時たま読む作品である。

のだめカンタービレ(19) (講談社コミックスKiss (673巻))
のだめカンタービレ(19) (講談社コミックスKiss (673巻))

小学生のときは、音楽にあまり興味がなかった。周りでピアノなどの楽器をやっている友達もいなかった。これが、中学になると様相が変わる。ピアノなどの楽器をやっている友達が、突然かっこよく見えるのである。しかも、音楽に目覚めるのもこの時期なので、バンドなどにも憧れることになる。僕も桜井和寿になりたかった(笑)。もちろん、なれなかったけれど。今でも音楽をやっている幼馴染や、同期を見るとうらやましい。

この「のだめカンタービレ」もそのような感情をもたらせてくれる。ストーリーの中では、主人公たちは欧州にいるので、何らかの疑似体験を与えてくれる(それが真実でないとしても)。それがたまらなく心地よい。こういう物語っていいな。

僕もこれまで僕だけしかしてきていない体験をしているし、僕の人生を歩いている。だけれど、人の人生がうらやましいなあと思うのは、なぜなんだろう。不思議な感じである。