ACチェゼーナ
長友がイタリアセリエAのACチェゼーナ行きでほぼ合意したという。いい選択だと思う。無理に有名なクラブに行くよりは、出場機会がほぼ約束されるクラブに行って、腕を磨いた方がいいと思う。中田英寿も、最初はペルージャという昇格したばかりのクラブに行ったので、そういった点から見てもいい選択だ。
ACチェゼーナはほとんどの人が、聞いたことのないクラブであるけれども、あるサッカー漫画のファンの人にはピンとくるクラブだ。「ファンタジスタ」という漫画の、ACミランのプリマヴェーラ編で主要人物として出てくる「味方殺しのトト」の出身クラブである。非常にいい漫画です。
この漫画、最終的にU-23日本代表が五輪で優勝するというストーリーだけれども、日本のサッカーが世界の強豪に仲間入りするには、この年代の強化とオリンピックでの優勝と言った様な実績が必要になってくると思う。1999年のワールドユース(現U-20W杯)準優勝のように、A代表のW杯優勝はまだ無理だとしても、このU-23代表が五輪で優勝するのは必ずしも不可能ではないと思う。U-20とU-23の間と言うのは、最も差がつきやすい年齢だと思うけれど、ここでなんとか世界の基準に食いついていかないと、W杯ベスト4も最終目標である優勝も難しいのではないかと感じる。
- 作者: 草場道輝
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/10/15
- メディア: 文庫
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