相変わらず雑記

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史上最大のジャイアントキリング

天皇杯の緒戦で、浦和レッズ北信越1部リーグ所属の松本山雅FCに敗れた。これは完全なるジャイアントキリングだ。北信越1部は、J1 - J2 - JFL - 地域リーグとJ1から三つ下の地域リーグの一つである。J1所属チームが、地域リーグのチームに敗れるのは初めてのことだそうだ。史上最大のジャイアントキリングと言っても過言ではない。

松本山雅FCが将来的にJリーグ参入を目指しているとは言え、Jリーグを目指しているチームにとっては、JFLに昇格できるチャンスのある17日開幕の全国社会人大会の方が天皇杯よりも重要なため、こちらに力を入れているチームに敗れたということである。しかも、現在中位につけている浦和にとって、天皇杯優勝がアジアチャンピオンズリーグに出場できる一番の近道であったため、緒戦でアマチュアチームに敗れたことのショックは計りきれないだろう。

ただ、こういった事態が起こるのは、日本のサッカーの底が広がっているということを示している。全体のレベルが上がっているということだろう。また、アマチュアチームに所属している選手にとっては、Jリーグでプレーするための絶好の機会であるし、アピールの場である。一発勝負のトーナメントでは、ジャイアントキリングが面白いところでもあるし、埋もれていたスター発掘が非常に面白いところだ。おそらく(ありえないことだけれども)プロとアマで一次リーグをやるということであれば、アマチームが勝ち上がることは、より確率が低くなるだろう。