相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

RENTを観てきた

現在、日本で開催されているブロードウェイミュージカルの「RENT」を観てきた。主役の二人が初演時のオリジナルキャスト、そして、ブロードウェイでは去年終幕を迎え、アメリカでのツアーも終わったこともあって、日本での公演が最後になるかもしれない思い、行ってきた*1

2003年の冬に、友人とニューヨークに行った時に、「RENT」の公演はやっていたが、その時の関心は「ライオンキング」、そして「アイーダ」だった。そのため「RENT」を観ることはなかった(滞在期間も短かったし)。

関心を持ったのは、大学院を修了するとき。謝恩会の準備をしている際に、友人から謝恩会で使用するバックミュージックとしてかけてくれと言われたのが、「Seasons of Love」だった。この曲を聴いた時に、正直衝撃を受けた。特にソロパートの高音部分は素晴らしい。歌詞もそのまま読むとクサいけれど、歌にするとかなりよい。この曲以外にも、メロディラインが心に響いたり、いい曲が多く、またニューヨークに行った時に観た「アイーダ」のオリジナルキャストが、これまた「RENT」オリジナルキャストのアダム・パスカルだった*2こともあり、彼の声はアイーダのCDで聴いたことがあった。日本でツアーがあると知って(しかもオリジナルキャスト)、これは是が非でも行かなければと思い、チケットを購入して行ってきた。

何かのパンフレットで観たことがあったけれども、劇場に入ると舞台の右側に大きな舞台装置があり、奥にも階段で昇れるようになっている。また、左側には、キーボードやドラムが置かれている。最初、これらは役者が演技で使うのかなと思ったけれど違った。役者が演じている横で、生バンドで、ドラムを叩き、ピアノを弾き、ギター、ベースを弾いていた。何よりも、CDと同じ声(アダム・パスカルとアンソニー・ラップ)ということに、まず感動。みんなマイクを付けていたが、声量といい声の迫力とともに申し分なかった。「Seasons of Love」のソロパートはやっぱりすごかった。

物語自体も、普通の台詞がもっと多いのかなと思ったけれど、ほぼ全て歌だけで進行していた。CDで聴いていた曲は、この部分で使われるのかといった理解するという楽しさがあった。とにかく、終始面白く、非常に楽しめたのでした。世界中に、レントヘッズ*3がいるのがわかったような気がした。30日までやっているので、時間があったらもう1回は行っておきたいなあ。

*1:追記:どうやら好評なので韓国やアメリカでまた再演されるらしい

*2:RENTの後にアイーダを演じている

*3:このミュージカルを愛している人達