強いコネクション
ACミランの監督に、元鹿島でプレーをしていたレオナルドが就任することになった。Jリーグ創成期からのJリーグには、世界各国で有名だった選手(ジーコ、リネカー、ドゥンガ(現ブラジル代表監督)、ストイコビッチ(現名古屋監督)など)が何人もいて、また95年には現在アーセナルで長期政権を敷いているアーセンベンゲルなども名古屋監督を務めていた。
日本のサッカー界は結構コネクションを持っている。欧州や南米に比べたら微々たる物かもしれないけれども、それでも結構コネクションがあるように思える。メジャーリーグから頻繁にスカウトがやってくる野球とは違って、欧州からスカウトが日本に来たと言うことはあまり聞かない*1。つまり、欧州に行くため(特に強豪と呼ばれるチーム)にはこういったコネクションが重要なのではないか。マンチェスター・ユナイテッドで現在プレーしている朴智星も韓国代表の監督をしていたヒディング監督の推薦でオランダ名門PSVに移籍した。稲本潤一のアーセナル移籍もベンゲルに見込まれて移籍した。レオナルドがACミランの監督になったことで、もしかしたら日本人ACミラン選手が誕生するのではないかとドキドキしている*2。
コネクションがないと海外に行けないかと言うとそうではない。サッカーは野球よりも多くの国でリーグがある。トップリーグにいる選手は確かに少ないけれども、２部リーグ、３部リーグにいる日本人選手は多い。また、アマチュアでやっている選手も多い。欧州(東欧も含む)だけでなく、アメリカ(北米、南米)、アジア、オセアニアなどにも日本人選手がいる。
海外で活躍する日本人サッカー選手(http://www5.atwiki.jp/japan/)
現在の日本のJリーグもレベルが上がっていて、今期Kリーグから多くの選手が移籍してきたりしているほどである*3。でも、僕は海外で頑張っている日本人選手に何か感じるものがあったりするので、チャンピオンズリーグの決勝とかに出場するような選手が出てこないかなあと期待したい。
