相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

シングルモルト余市1988テイスティングイベントに行ってきた

今日は、ニッカウヰスキーさんの本社でテイスティングイベントがあったので行ってきた。たまたま募集をしていたの申し込んでみたら、運良く当選して参加させてもらえることになった。恩師が大好きでよくウイスキーを飲ませてもらっていたこともあり、普段は飲まないが結構好きなお酒である。ただ、スモーキーなウイスキーはあんまり好きではないため、スモーキーなウイスキーである余市が口に合うかよくわからなかった(あんまり覚えていないが、余市を飲んだことはある)。

さて、ギリギリ会場に到着し席に座る。AMNだけの募集ではないということで、あまり絡んだことのない層の人も多くいた。ウイスキー好きの人の方が多い感じかな。ということで、テイスティングイベントが始まるが、まずはチーフブレンダーの久光さんからお話をじっくりと聞く。創業者の竹鶴政孝氏のウイスキー作りにかける熱意。余市が世界でも珍しい(話では世界で唯一ということだが)伝統的な蒸留法である石炭を燃やして蒸留しているということを聞いた。色んな偉人伝があるが、何かを築き上げた人というのは努力が半端じゃないなと。竹鶴ノートも半端じゃない感じがした。

いよいよテイスティング、すでにセッティングされているウイスキーに手をかける瞬間がやってきた。余市12年ものと件の1988年ものが並べられている。1988年ものの方が色が濃い。テイスティング方法を教えてもらって、まずは12年から。スモーキー感は後から来る感じ。でも、嫌なスモーキーではなく普通に美味しい。さて、お次はメインディッシュ。香りを嗅ぐ。あんまり匂いがしない。ちょっと回転させる。む!!香りが上がってきた。スモーキーだが優しい感じだ。度数は高いので、来るがそこまでキツくない。鼻から抜けるスモーキーさがいい感じ。これは売れるな。今回は、ストレートでいただいたがロックでいただくとまた違った味なのかもしれない。試してみたい。

1988年のコンセプトは和、輪だそうだ。87年のコンセプトは優雅。香りが後からじわじわっとやってくるのを心がけたそう。確かにそのとおりだったけれど、ブレンドでそんなことまでコントロールできるのかと、ただただ感心してしまった。そんなこんなで、非常に楽しいイベントでした。テイスティングの後は、地下一階のブレンダーズバーにて懇親会。色々と面白い話を聞け、おいしいお酒をたくさん飲めたので、非常に満足な懇親会でした。また、あったら(来年かな)行きたいな。