風景、建物フェチにはたまらない街ヴェネツィア(その4)

さて、サンマルコ大聖堂を楽しんだ後は、どこに行くか決めていなかった。面白そうなところはないかなーなんて思いながら、地図を見ていたら造船所というのを発見。写真で見るとそんなにでかいところではないようだけれど、とりあえず、歩いて行くことになった。

海沿い(？)を歩きながら行くことになったけれど、さすがは水の街というのにぴったりな感じで非常に気持ちがよい。バンクーバーの海岸沿いを歩いている感じだ。スタンレーパークとか。ちょっと違うかな。

んで、歩いていてふと思ったのだけれど、お土産はもちろんのこと、絵を売っている人が非常に多い。どうやら、自分たちで書いたもののようだが、構成であったり、描写であったりと僕の感性と合う絵が多かった。安かったこともあって、買ってもって帰ってきたかったのだけれど、確実に折れ曲がってしまうと予測できたので、買ってこなかった。自分の好きな絵を描いて、売って生計を立てる。稼ぎは多くないだろうけれど、自分が食べる分ぐらいは稼げるのだろう。

目的地の場所は、結構遠くて、テクテクと歩いた。途中、幾つか広場があった。ミラノもそうだったれど、街の中心部にもこういった広場があるっていいね。こういった広場って、コミュニケーションが発達する場でもあるし、日本にももっとたくさんあったらいいなあなんて思った。余裕がない感じがする。

(続く)