相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

店主の判断、プライドか存続か

昨年ぐらいから相次いで色んなものが値上げで取りざたされている。実際、僕の家がよく出前を頼む店も値上げをしたようだ。学生時代と違って、今はスーパーなどに行って、買い物をすることがほとんどないので、価格にそれほど敏感にはなっていない。また、値上げはさらに続いて行くだろうとだいぶ前から予想していたことなので、まあしょうがないと思っている。

むしろ、懸念すべきなのは、自分の好きな店や行きつけの店が、材料高騰により店を続けられなくなって、店を畳むということである。最近、神保町の「とんかついもや」が店を畳んだ*1こともあって、この心配は以前よりもより強くなった。こういった店が実は何件かある。仮に値上げをしたとしても、食べに行きたいと思う店は結構あるし、そういった店が値上げできずに店を畳んでしまうのはもったいない。

値上げできずに店を畳む。この傾向は、特に伝統的に価格を守ってきた店に多いと思う。当時の価格のまま、提供。これにこだわりすぎてしまうと赤字、赤字になってしまうだろう。プライドと店を続けるための経営判断、どちらをとるか。これが伝統的に価格を守ってきた店の行く末を決めると思われる。

*1:白山通りのとんかついもやは営業している