相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

サンシーロでサッカー観戦

ちょうど週末にミラノに行っていたため、セリエAの試合を観ようと言うことになって、ACミラン戦のチケットを取った。チケットは結構代理店があって、シーズンシートを取って、それを切り売りしているところが多い。違法ではなく、クラブに譲り渡しの許可をもらうということをしている。僕も色々と調べていたが、B.B氏が既に取っていてくれた。サンシーロのサッカー場は、警備が非常に厳しく、シーズンチケットとこの譲り渡し証、パスポートを見せて入ることになる。

写真だけではなかなかわからないけれど、サンシーロはむちゃくちゃデカイ!!日産スタジアムにも行ったことがあって、あそこもでかいと思ったが、比ではない。収容人数が8万5800人なので、当たり前か。

中もばかでかい。

スタジアムの雰囲気を感じつつ浸っていたら、開始時間になった。ベンチ入りメンバーが発表される。ムムっ。カカがいない。そして、売り出し中のパトもベンチ入りしていない。少しショックであった*1。でも、ツートップはロナウドインザーギである。ジラルディーノは累積で出場停止であった。後は、ピルロマルディーニカフーが出場していた。

前半、格下のシエナ相手ではあるが、なかなかミランは攻めきれない。そんなに近くはない席だったため、選手の顔がぼやけているのだけれど、ロナウドだけはすごい特徴が出ており、どこにいてもよくわかる。セリアAに渡ったころの中田みたいである。でも、この日のロナウド、全く動かない。攻められていても、センターぐらいまでゆっくり戻り、攻めに関しても積極的に動くわけではない。どうしたのだろうと思っていたが、新聞ではケガでやっぱり動けなかった。そして、次節の試合であのケガである。

前半、カフーがセンタリングを上げまくったのだけれど、結局決定打は打つことができずに、ドロー。どうもミランは調子が悪いみたいである。

後半、動かなかったロナウドはやはり交代。セードルフが登場。後半開始もしばらくはまったくといっていいほど、ミランは攻めきれない。そして、この試合で時の人となったパロスキの登場である。彼は、試合ごとに作られるパンフレットにも載っていなかったので、「誰だ?」と思っていたが、出場後わずか18秒でゴールを決めてしまった。しかもファーストタッチである。ゴールを決めた時のスタジアムの歓声はまさに地響きであった。どれだけ、この喜びがどれだけミランを苦しめているのかということを表している証拠だなと思った。

結局、これが決勝点となった。シエナも結構攻めていたが、決定的なシュートをGKのカラチがスーパーセーブで止めた。これはすごかった!パロスキは点を決めて以降、積極的に動いていたが、まだボールキープに不安があるようだった。でも、ファーストタッチでゴール、しかも豪快なシュートを決めるのはすごい。

翌日の有名なガゼッタ紙では、パロスキが一面を飾った。ある意味、面白い瞬間に出会ったサッカー観戦でした。次は、カカとパトを見たいぞ。

*1:帰国後、確認したら前もって発表されていたのか