相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

教育に使えるWoW

年末年始の休暇はお金もないので、大体家にいて、家にいる時は大部分の時間をWoWに注ぎ込んでいた。人の前では元気に振る舞っていても、結構ストレスが溜まっていたのを感じていたので、これで全てが吹き飛んでくれたように思える。それぐらい、楽しい時間だった。

僕の家は、父がゲーム好きだった*1ので、一日何時間と言ったように時間を決められたり、やりすぎと止められることはなく、やりたいときに自由にやってよいという環境で育った。

昔はマイペースで楽しむだけのゲームだったが(もちろん、今も楽しんでいるのに変わりはない)、最近WoWをやり始めてから、少ない時間でいかに楽しむかを追求するようになった。ゲームをやった人ならわかると思うが、ゲームはダラダラやっていると、あっとうい馬に時間が過ぎてしまう。なので、こうした時間を極力なくしていくことが、重要になる。僕は、自分のキャラクターが育って行くのが非常に楽しいので、いかに短時間でレベルを上げられるかに腐心している。

ゲームから学ぶことは多い。例のごとく、他のオンラインゲームは全くわからないので、WoWだけしかやったことない偏見でものを言わせてもらうけれど、WoWは中高生を対象とした教育にも使うことが出来るんじゃないか、と思う。

そう思った一番の理由は、まず英語。使われている英語は平易であるが、一般的な中高生が読みこなすのには、少し難しいかもしれない。ただ、大枠が掴めれば、大体何をしたらいいのかわかるので、その練習になる。ちなみに、大学受験のときに英語が不得手だった僕は、一語一語訳していた。意図を軽く理解できるようなれば、上記のような状態からは抜け出して、英語は伸びるでしょう。ネイティブ?な英語も学べる

二つ目の理由は、金稼ぎ。クエストなどの収入だけでは、おそらく色々な物に手を出すことは出来ないので、オークションなどを使うことになる。普通に売ると安い物が、オークションに出すと高値で売れたりするアイテムなどが結構あるので、需要と供給のバランスを学ぶことが出来ると思われる。しかも、理論ではなく感覚で学べるだろう。

三つ目。PvPと効率性。WoWは二大勢力に分かれていて、戦争状態なゲームだ。そして中立地帯では、頻繁にプレイヤー同士の戦い(殺し合い)が行われている。しかし、いつでも出会ったら戦いが始まるものでもない。WoWでは、PvP勝利の報酬はhonorであるが、それ以上のものを得ることは出来ない。そのため、自分のクエストの途中で、モンスター(mob)に囲まれた中において同レベルのプレイヤーとPvPを行うことはあまり有益にならない時がある。そういった時は、プレイヤー同士で暗黙のうち*2にお互いを無視することも多々ある。これは、効率性を求めた結果であろう。

四つ目。自分の役割を果たすこと。WoWは、インスタンスと呼ばれるダンジョンなどでパーティを組むことが多い。このパーティでは、個々人が自分の役割を果たすことが徹底的に求められる。Tankと呼ばれる敵を引きつけ、敵の攻撃を受ける役。Healerと呼ばれる味方を回復させる役。DPSと呼ばれる攻撃役。他にもCroud Controlなどある。自分の役割を果たすという重要さを学べる。

まだまだたくさんあるけれど、ゲームってこんなに学べることが多いんだと言うことを日々実感し、教育に使ったら面白いんじゃないかなと常々思っている。

♪Outside By The Swing♪
山中千尋

アウトサイド・バイ・ザ・スウイング
アウトサイド・バイ・ザ・スウイング

*1:うちにある歴代のゲーム機は全て父が購入した物である

*2:ジャスチャー以外では、相手の勢力とのコミュニケーションは取ることが出来ない