用意されたコンビニ袋の結末は?
ついさっきのことであるが、会社からの帰り道コンビニに寄った。
この時に買ったのは、夜に飲む用のペットボトルのお茶一本だった。レジで代金を払うとき、店長らしき人がいつもとは違った行動をする。ペットボトル1本に袋を用意し始めた。その行動は(おそらく)店長なだけに神がかり的に早く、4枚のコインを用意する間に、全ての準備が整えられていた。後は、ペットボトルを定位置に置き、引き上げるだけである。
ただ、代金を受け取った後、(おそらく)店長の動きが一瞬止まった。そして、ペットボトル1本の時の言葉をようやく発した。
「袋はどうされますか?」
もうすでに受け入れ準備OKな袋。そして、ここまで用意したんだぞと言う笑顔の奥にある無言の圧力。僕もそこまでしてもらったんだから断ったら悪いなあという気持ちに一瞬なる。
でも、
「いや、結構です」と笑顔で断った。
一瞬しょぼーんとなる(おそらく)店長。
よくある光景だと思われるが、謎はこの用意されたコンビニ袋はどうされるのかということである。
廃棄されるのか。元に戻されるのか。それとも次の客が来るまで、そのままの姿でどこかに隠されるのか。謎である。