相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

渋滞と必須の

東京に帰ってくる新幹線の中で、梅田さんの「ウェブ時代をゆく」を読んだ。一言で言えば、非常に刺激された。実は、読んだと書いたけれども、実はまだ途中である。新大阪から2時間半、3分の2ぐらい読んだのかな。刺激されたというのは、自分の脳が刺激された。読んでいる途中で、ちょくちょく立ち止まり、自分の考えなどを書き込んでいった。この表現とか、理論てこういったところにも当てはまるんじゃないかと考えたりした。そのため、読むスピードがかなり遅くなってしまった。また、本を読んで1回目でボロボロにしたのは、初めての経験である。

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)


書評を書こうかなと思っていたが、おそらく色んな人が書いているだろうしやめた。本を読んで刺激されるのはいいなあと思ったので、僕が考えたことを記していきたいと思う。自分でも信じられないぐらい書き込んでしまったので、数回にわけて書いていきます。


Webが進化することで、今まで自分の考えを表現することが難しかったのが、誰にでもチャンスが与えられるようになった。梅田さんは、「あるレベルの知を持った人たちの層」「総表現社会参加者層」という表現をされている。

これと同じように仕事の分け方などにおいても、三層に分けられるのではないかと思う。仕組みとか、内容を考えたりする層(コンサルで言えば上流、会社なら経営など)や、その分野に置ける第一人者、これがいわゆるエリート層だ。そして、分野によって強弱はあるけれど、少しの専門的な知識を付けてしまえば、そこそこのお金や平均以上のお金を稼げる層(資格などに代表されるのかな。資格をとって転職など)。そして、単純労働などの層。

Webの進化によって、高速道路を使って中間の層に容易く入り込めるようになった思う。また、ITの進化により、少しの専門的な知識を付ければお金をもらえる(職につける)分野が圧倒的に増えたように思える。そして、上にいくほどいくつもの分野についての知見を持っている人の割合が多くなる。これも、Webの進化などによって、加速されているのではないかと思う。

また、総表現社会参加者層とは違い、この中間層は割と割合が大きい感じがする。最大のマジョリティとまではいかなくても、単純労働層に迫っているんじゃないかなと思う。さらに、この層における平均的なレベルはこれから上昇し、競争が加速され、割合も増えていくと考える。これは、羽生さんや梅田さんのいう、高速道路渋滞ということになっていくのではないかと思う。ここでは、渋滞は1回だけではなく、数回、もしくは、常に混雑している分野も出てくる。なので、自分が面白いと思い、勝負できる分野を見つけることは必要であるし、必須であるのではないかと思う。