相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

競馬と国際化

先日(と言っても結構前)、電車に乗っているときに気になる広告があった。競馬の秋のG1の広告である。G1と言っても、「G1」と冠のつくレースが減った。現在は、G1とJpn1の二つの表記がなされ、どちらも「ジーワン」と呼ぶ。最初は、「秋華賞ってG1じゃなかったっけ?」などと思ったが、これには理由があった。

これは、日本が国際セリ名簿作成基準書のパート1に昇格したのを機に従来のG1レースの何レースかが、Jpn1の表記を用いるようになったことによる。「G1」の表記をするものは、国際的に他の国のG1との同等の価値があるとみなされる。しかし、国際的な基準に満たないと見られた従来のG1レースは、格付けが見送られた形になった。

僕はパート1に昇格したのを知っていたし、格付けの表記をどうするのかをいうことも知っていたが、「Jpn1」に決まったのは実は知らなかった。それにしても、表記が単純だなあと思う。発音は全く想定外であるけれど、分かりやすいっちゃわかりやすい。

僕は、高校のときはダビスタをやっていた。でも、僕はどちらかと言うと、ゲームよりも、競馬のドラマ的なことに興味を抱いていた。たまたま買ったダビスタの攻略本の巻頭の方に、ノーザンダンサーの物語が載っていた。ノーザンダンサーと言えば、20世紀に最も成功した種牡馬といわれる馬である。

日本では、近年ディープインパクトに代表されるようにサンデーサイレンスの血統が隆盛を誇っているが、日本でもノーザンダンサーの血を受け継いでいる競走馬は覆い。ちなみに、サンデーサイレンス産駒といっても、ディープインパクトにも、ノーザンダンサーの血が入っている。それぐらい有名な馬である。

ノーザンダンサーは遅生まれの上に小柄であったために、誰も買い手がつかない馬であったが、現役時もすごい成績を残した。ただ、現役時よりもすごかったのが、種牡馬入りしてからで、この馬の産駒が競馬で活躍、親になってからも活躍したため、ノーザンダンサーの血は一気に広がったのだ。日本も例外でなく、ノーザンテーストと言うノーザンダンサーの産駒が輸入されて、広がることになった。

今も、様々なドラマが生まれていると思うので、そういったのを趣味で追いかけていけたらよいなあと思う今日この頃。