相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

PKと目線


昨日、浦和が城南一和をPK戦の末下して、決勝進出を決めた。「日本勢初の決勝」の文字が踊ったが、日本勢は昨季まで決勝トーナメントにも行けなかったのであるから、「日本勢初」という文字は3回でたわけだ。4回目が優勝ということになり、ここまで来たらぜひ優勝してほしい。優勝するとアジア枠で、クラブワールドカップに出場できるので、ACミランと対戦する確率が高まる(以前も書いたが、アジア枠だろうとJリーグ枠だろうと勝ち進めば、準決勝でミランと戦う)。

PK戦を制した浦和。PK戦といえば、アジアカップでのオーストラリア戦のPK戦と3位決定戦の韓国とのPK戦が思い出される。歓喜と悲劇が一気に来たようなものだ。

PK戦では、蹴るときにGKの目を見てはいけないと言われる。目を見てしまうと、GKのいる方向に蹴ってしまうからであろう。僕がやっていたバドミントンでも、無意識に相手の目を見てしまうと、相手のいるところにスマッシュを打ってしまう。

同じように自転車や歩いているときに、すれ違う人の目を見てしまうと、お互いがぶつかるように動いてしまう。気づいたときには、どちらかが自制をして避けるのであるが、ぶつかってしまう時もある。これは、人間の本能なのかなと思う。最近、僕は自転車に乗っている時は、人の顔を極力見ないようにしている。そうすると、ぶつからない。ごくたまに、予想外の方向に人が動くことがあるが、つられることはないので、それも大丈夫。

この本能だかなんだかわからないものを、スポーツは逆手にとっていると思う。目線を動かすとどうしても、つられてしまう。これをうまく使うことが、上手なフェイントにつながるのだろう。余談だが、「はじめの一歩」のキャラクターがボクシングで同じような技を使っていた。

はじめの一歩(51) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2799巻))
はじめの一歩(51) (講談社コミックス―Shonen magazine comics (2799巻))

決勝の第2戦は観に行きたいなあ…。