相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

グッドなデザイン

先週、グッドデザイン・プレゼンテーションというのがビッグサイトであった。グッドデザイン賞にノミネートされた作品が一堂に会し、来場者が選んでいくというものである。先週のちょうどこの時間、ワールドビジネスサテライトでこの様子を放送していた。(土日も開催していたので)行こうと思ったが、様々な事情で行けなかった故、行っておけばよかったなあと今になって後悔している。

http://www.g-mark.org/

この番組によると、一般ユーザーが商品を買う際に、重視していることはデザインだそうだ。珍しかったり、デザイナーが一生懸命にデザインしたものがうけるようである。僕がすぐに浮かぶものといえば、au design projectだ。現在でも続いているようで、ウェブサイトのコンセプト一覧とかを見ると、デザイン性に驚かされる。具体的な例を挙げると、PENCKやtaldyなどはすごいなあと思った。ぜひ、コンセプト一覧をご覧になることをお勧めする。

http://www.au.kddi.com/au_design_project/

一般ユーザーはデザインを重視するというのはわかった。それはソフトウェアの世界でも同じであるように思える。しかし、これがビジネス用のものになると話は違ってくる。僕が知っている限りでは、ビジネス用のソフトウェアで、画面インターフェイスであれ、GUIであれ、デザイン性に優れているものは多いとは言えない。

となると、これらの製品の遡及ポイントは何なのかと言うことになってくる。使いやすさであろうか。しかし、たまに使うものであるソフトや、使い手が変わって分かりやすい操作方法でないと使うことができないという場合を除くと、使いやすさはあまり関係ないのではないかと思う。なぜなら、日常的に使っていればそれに慣れてしまう。したがって、よほど使い勝手悪くない限りは使いやすさは問題にならないだろう。使い勝手悪すぎるのは、それが機能等に問題があるからだ。

一番の遡及ポイントは、その企業のビジネスに則っているかであろう。それに尽きるように思われる。ただ、デザインがこの遡及ポイントに入るのではないかと僕は思う。なぜなら、大規模なシステムは採用の際に、コンペを行う。これまで述べてきた企業のビジネスに則っているなどの事項も必要であるが、視覚的に訴えることも効果的であると思う。こういったところに、企業内デザイナーや独立しているデザイナーを交えて、商品を創っていくとグッドなデザインのいい製品ができるのではないかと思う。