イタリア旅行写真編(その３)

スフォルツア城からドゥオモまでは、そんなに遠くはなかったのだけれど地下鉄で行った。ドゥオモ近くの駅で降りて、ドゥオモの広場に出る間際、地下鉄の入り口に黒人がたむろしていた。何をしているのだろうと思ったが、次の瞬間、(かなり懐かしい表現だけれど)ミサンガっぽいのを手首に付けようと寄って来たのだ。タダであげるよみたいなことを言っていたが、少しのお金は取られるだろう。というか、財布も取られるかもしれないと思ったので、思いっきりガンを飛ばして退けた。

地下から地上へと出ると、広場に出たわけだけれど、正直、「あ、悪いやつらいっぱいいる」と思った。結構、危ない目をしている人も何人かいたし、カモを狙ってそうなおっさんとか、観光客目当ての人間が非常に多かった。財布とか出していたら、すられたり持ってかれたりするのだろう。日本人の女性が非常に多かったけれど、おそらく一人で行動していたら、狙われるんだろうと思った。

まあ、そんなことは良いとして、このドゥオモの広場はまあ広い。しかも、2015年に万博をミラノで行うらしく、その宣伝がされている。そして、ドゥオモ。デカイ！！イタリア旅行で観た建築の中で一番でかい。中にも簡単に入れるのだけれど、こちらもヴェネツィアなどで観てきた教会などとは、段違いに広かったし、天井が高かった。これは一見の価値ありだな。惜しむらくは、改装しているらしく、ファサードが全部丸々観ることができなかったことか。真ん中の椅子に座って読書に耽るのはかなり良いかもしれない。