風景、建物フェチにはたまらない街ヴェネツィア(その１)
イタリア旅行、二日目。僕らは朝早くからヴェネツィアに行った。
前日は夜に着いたので、ミラノを全く観光しないまま、ヴェネツィアに行くことになったわけだ。ミラノからヴェネツィアまでは、行きはユーロシティというのに乗り、帰りはユーロスターに乗って帰ってきた。
ヴェネツィアという街は僕にとって、ある意味憧れの街である。このイタリア旅行は風景、建物好きの僕にはたまらないものであったが、ヴェネツィアはそういった意味でも別格だった。だいぶ前の話になるが、天野こずえさんのARIAという漫画を読んだ時に、ヴェネツィアに興味を持った*1。そんなわけでヴェネツィアに行きたいなあと思っていた。
この旅、最初はパリが目的地であったが、ひょんなこと*2からミラノに行くことになった時、たしか日帰りでヴェネツィアに行けたはずだよなあとふと浮かんだ。B.B氏もヴェネツィアを考えていたらしく、即行くことが決定。
朝早く起きて*3、ミラノ中央駅からユーロシティでヴェネツィアに向かう。社内は指定席だったのだけれど、結構混んでいた。
今回、２月に行ったわけだけれど、例年ならカーニバルの時期である。しかし、今年はカーニバルは僕らが行く１週間ぐらい前に残念ながら終わってしまった。うーん、残念。ただ、カーニバルはカーニバルで見たいけれど、素の(つまり何もイベントがない)ヴェネツィアも見たかったので、それはよしとしよう。
そんなこんなで、電車も遅れて約３時間。ヴェネツィアに到着。駅を出て、いきなりよく見るヴェネツィアっぽい風景。うーん、たまらない。これぞ、ヴェネツィア。
基本的にヴェネツィアは水の街であるので、でかいボートみたいなものに乗って移動。ここから、そとを眺める景色もまたいい！どうまわるかをさんざん考えたのだけれど、まずは世界一美しいと言われているサンマルコ広場を観に行こうとなり、目指した。
(続く)
