ワインの自由
今日は、大掃除。しかし、今年一年本を買いあさってしまったせいか、本を置く場所がなく、キレイにはなったけれど、ビフォアー・アフターでほとんど変わっていない。本は山積みになっている。
本棚を整理していたら、懐かしい本が出てきた。堀賢一さんの「ワインの自由」である。母親がよくお酒を飲むせいか、従兄弟の家が酒屋だったのかわからないけれど、お酒には昔から興味があった。従兄弟の家にあった「BAR レモンハート」で本格的にお酒に興味を持ち、高校生のときにたまたま本屋で見つけた「ソムリエ」でワインに興味を持った。
- 作者: 堀賢一
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 1998/10
- メディア: 単行本
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堀賢一さんは、その「ソムリエ」でコラムを書いていた。そのコラムがまとまった本が「ワインの自由」である。この本は、おそらく僕が初めて買ったハードカバー本である。それだけワインやらお酒を大人になったら飲んでやろうと思っていたが、大学入学以降、金欠も相まって、お酒への興味をなくしてしまった。
僕は高校のとき、進学で悩んだ。いくつか選択肢を考えていた。ソムリエ、シェフ、バーテンダー、ホテリエ、国際機関の職員などが候補だった。当時は、ソムリエやシェフ、バーテンダー、ホテリエなどに憧れ、なったらトップを取ったるみたいな根拠のない自信があったが、結局国際関係を学ぶところに行くことにした。
国際関係を学んだものの、今はプログラマーだ。ソムリエやシェフ、バーテンダー、ホテリエのように専門的な職種である。分野はもちろん、おそらく本質も違うけれども、専門性を形成して行く過程は楽しいと感じている。「ワインの自由」のような本を書けるようなプログラマーに、今はなりたいと思っている。
♪What's Goin'On♪
~Donny Hathaway~