相変わらず雑記

最近はダイエットを中心に書いています

ミシュラ〜ン

少々機を逸してしまった感があるかもしれないが、ミシュランガイドについて書こうと思う。ちなみに、僕はミシュランガイドを買っていないので、あくまで想像の域をでない。

MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)
MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)


ミシュランガイド東京版では、三ツ星レストランの数がパリに続く2位で、星のあるレストランが世界で一番多い都市として紹介されている。これが、欧米で物議をかもしているらしいが、東京に星が多い理由を想像してみよう。

ミシュランガイド東京公式HPによると、一定の基準で格付けが行われている。「1)素材の鮮度と品質(2)調理技術の高さと味付けの完成度(3)オリジナリティ(4)コストパフォーマンス(5)常にクオリティを保つ料理全体の一貫性」によって決まるという(http://www.michelin.co.jp/guide/about_the_guide/index.html)。日本料理が三ツ星に選ばれているのをみると、同じような味(色んな採点方法があるが、調査員の好みの味はあるはずだ)で固められてはいないだろう。フランス料理とは違う日本料理のオリジナリティが高く評価されたのかな。鮮度、技術、コストパフォーマンス、クオリティはおそらく一流と呼ばれるところであるならそこまでの大差はないような感じがするからだ。

ミシュランと同じように、ワインの世界でも、ロバート・パーカーやワインスペクテイター誌で格付けがなされている。こちらは点数という格付けだが、ミシュランと同じように、ワインの人気、価格に多大な影響を与える。城アラキ氏、堀賢一氏のワイン漫画では、これらに対して批判ともとれるような比喩(ではない?)が漫画の中で出てくる。ミシュランガイドに受けようとするあまりに、オリジナリティ出し過ぎのレストランとかが出てくる可能性はあり得る。

ソムリエ (1) (集英社文庫―コミック版)
ソムリエ (1) (集英社文庫―コミック版)

掲載されると客の入りが圧倒的に違うと思う。だから、経営者にとっては死活問題になりかねないかもしれないけれども、僕は日本のオリジナリティが評価されて星の数が多かったのだと思う派なので、オリジナリティを保ちつつ美味しい料理を出してくれるレストランが増えることを願うばかりである。と、えらそうに締めくくってみる。